セミリタイアを決めた後、まず住む場所を決めた

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当時、社宅に住んでいたので、会社を辞めたら出ていかないといけなかった。だから、セミリタイア決心後、まず最初に住む場所を考えた。会社に縛られない人生設計は刺激的。

本記事では、住む場所を決めるまでに考えたこと、を紹介する。

セミリタイアを考えている人の参考になればうれしい。

筆者について

2020年に、10年続けた会社員から引退。妻・子2人と静かに暮らしている。

住む場所を決めるときに考えたこと

会社に縛られないので、沖縄から北海道までが候補地になった。やろうと思えば海外にだって行けた。どこに、どんな家に住んで、どんな生活をするのか、妻とアイデアを話し合うのは楽しかった。結局は無難な場所に落ち着いたんだけどね。移住してから1年近く生活してみて、後悔は感じていない。

さて、具体的に住む場所を決める上で考えたことは大きく4つある。

(1)お金

具体的には、「家賃」「貯金が尽きたときのこと」を考えた。

家賃

働かないので生活資金は貯金から出すことになる。僕の場合、貯金は十分ではない。そのため、家賃にはかなり敏感になった。他には、管理費、駐車場代、都市ガスかプロパンか、など。この辺りは誰でも考えることだと思う。

貯金が尽きたときのこと

僕のセミリタイアは仮のもの。生活資金は十分ではないし、子どもの教育費用は全然足りない。つまり、いずれは貯金が尽きる。そうなる前に働かないといけない。そのため、あまり田舎すぎる場所に移住してしまうと、職探しに困ってしまう。だから、都会から離れすぎてはいけなかった。

(2)子育てのこと

小さい子の世話

1歳、2歳の子を連れて、毎日散歩に行かないといけない。

だから、車通り、人通りの多すぎるところはNG。また、可能なら公園、保育園が近くに欲しかった。車を使えば遠くてもいけるが、子どもが車から乗り降りするのは結構めんどくさい。そのため、徒歩圏内にあるとかなり楽になる。

高校、大学、就職のこと

子どもが少し大きくなってきたことを考えた。

高校、大学、就職においては、都会の方が選択肢が多く、有利。下宿させればいいと思う人がいるかもしれないが、遠くの場所より、近くの場所の方が情報を得やすいため、やはり近くに住んでいる方が有利。だから、都会から離れすぎない方が良いと考えた。

(3)実家の両親のこと

両親と孫のつながりは大事。

親(僕ら)、兄弟の次に大事にしてくれる存在だから。

また、帰省のこと、若くない両親に万が一のことがあったときのこと、も考えたらやはり実家から離れすぎない方がいい。だから、僕の実家と、妻の実家の中間地点が候補地になった(実際、そこに移住した)。

(4)気候

暑いのはイヤ、寒いのもイヤ、雪はめんどくさい。

わがままである(笑)

小さい子を散歩に連れて行かないといけないから、意外と大事。子育てにはストレスがつきものだから、せめて心地よい気候がよかった。

僕らは以上の条件を基に移住先を決めた。

やりたいことがある人は何にも縛られず、自分の気持ちを優先して移住先を決めて欲しい。それがきっと、セミリタイア成功につながる。

移住してみて気づいたこと

いくつかある。

(1)無職が家を借りることのハードル(支払い能力)

家主の立場に立つと、家賃の支払い能力のない人はNG。当然、入居のためには審査がある。僕のような無職の場合、預金残高の提示を要求された。銀行から”残高証明書”を発行してもらい、不動産屋に提出。

具体的な基準は示されなかった。当時の残高を忘れてしまったが、大体1年分の生活費程度だったと思う。もし、それでダメだったら他に持っている金融資産の残高を提示するつもりだったが、その必要はなかった。

おそらく、信用情報も見られたと思う。クレジットカードの滞納などはしていなかったので、問題なかったが。

(2)引きこもりに住む場所は関係ない

住む場所についてかなり悩んだけども、僕のように1日中PC画面を見ているような人間にとってあまり重要ではない。どこでも”住めば都”になり得る。買い物はAmazonを頼ればいい。

だから、妻や子どものことをよく考えた。

以上。

時々、セミリタ生活に関して書いていく。