2020年5月、仮想通貨がなぞの大暴落により-50%。2020年に株もコロナショックにより-30%。
資産が溶けるストレスが辛いのはわかるが、ノーポジにしてしまうのは極端すぎる。
ノーポジにした経験と、ノーポジが良くない理由を語る。
おさらい:ノーポジとは?
ノーポジとは、「ノーポジション」の略。ポジションを取るということは、投資をするということ。つまり、ノーポジションとは、投資をしていない状態のこと。
ノーポジションにしてしまう理由(経験談)
価格が急激に下がり出すと心理状態、行動はこうなる。
- 価格が心配になり、仕事が手につかなくなる
- 四六時中、資産が溶けることに怯える
これらのストレスに耐え切れなくなるたびに、ノーポジにしてしまう。その直後は解放感でいっぱいになり、ぐっすり眠れるようになる。また「やっぱり、投資で楽して稼ごうなんて考えるべきじゃない。労働に汗を流すべきだ。」などとキレイごとを言い出す。
しかし、毎回、間違いだったと気づく。
ノーポジが間違いである理由
3つある。
<どこまで下がるか、誰にもわからない>
どこが暴落の底かなんて誰にも分らない。もしかしたら、売った直後に急上昇するかもしれない。
<長期的には上昇トレンド>
株も仮想通貨も長期的には上昇トレンドにある。その前提に立つと、暴落は”買い”になる。
<最善は空売り>
買いポジションを残したまま、売りポジションも取る。売りで稼いだら、それを買いポジションに加えて、次の上昇に備える。それが最善の方法。
そして、正しく空売りをするためには、チャート分析が欠かせない。(参考:チャートから値動きを予測するための「3つの基本」)
<+α>感情に流されると正しい行動をとれない
買いポジションを取った理由があるはずなのに、暴落になると忘れてしまう。そして、資産が溶けるストレスに負けて、間違った行動をとってしまう。
投資あるあるですよね。
常に冷静でいるために、日ごろから情報を取り、状況を把握し、リスク管理していないといけない。