2021年4月1日から施行される法律により70歳まで働ける可能性が増えてきた(Livedoorニュース)
大卒が70歳になるまで48年、働く期間が長すぎです。人生設計しておかないと悲惨な目に会いますよ。
再雇用とは?
定年は60歳ですよね。そこで一旦退職した後、同じ会社に再度雇用されることを言います。
現行制度では65歳まで再雇用できることになっているんですが、これが2021年4月1日から「70歳まで雇用することを企業は努力しなさい」となります。
「改正高年齢者雇用安定法」(70歳就業法)が施行されるからですね。
なぜ制度化されるのか?
表向きは、
- 医療が発達し、元気な高齢者が増えているから
- 企業の人材確保のため
でしょう。しかし、その裏は、
- 年金支給時期を遅らせるから
- 健康保険料値上げするから
でしょう。もうちょっと働いて稼いでね♪というのが政府の要望。
文句を言いたいですが仕方ないです。
高齢者が増えてますし、寿命も延びているんですから、今までと同じようにはいきませんよ。そのため、文句を垂れつつ、前を向き、僕らは取りうる対策をとるしかありません。
再雇用のデメリット
再雇用のデメリットは2つ
- これまでに積み上げてきた社内評価はゼロ
- 安月給
です。大卒から38年間働いてきた実績はどこ行った?と思いますよね。企業は法律だから再雇用しますけど、正直、高齢者より若手が欲しいんです。
スキルや経験を評価しないシステムはどうなの?と思いますけどね、文句を言ってエネルギーを使うのは得策じゃないです。どうせ聞き入れられないから。
人生設計、3つの選択肢
僕ら労働者にとって、再雇用が制度化されるのはメリットです。選択肢が増えますから。ここで、取りうる選択肢をおさらいです。
- 再雇用
- 再雇用されない(60歳でリタイア)
- 独立する
重くなる健康保険料と、年金支給時期の遅れに対応できるのなら、どの選択も自由にすればいいのです。
もし、3つ目の選択肢を選ぶつもりなら、定年まで待つ必要はないですよ。60歳から独立は気力、体力、時間的にきついのですよね。例えば40歳で独立すればあと30年もありますし、気力、体力も十分です。早いうちから人生設計すべきですね。
「お金がないから再雇用」は最悪
60歳になって年金支給される65歳まで持たない!というのは最悪なパターンです。
なぜなら、再雇用は安月給ですから。あの苦しい労働をあと5~10年も続けるなんて悲惨ですよ。回避するためにお金が必要です。「貧すれば鈍する」というやつです。
お金を貯めるために、投資は必須です。
今の株式市場の勢いなら、10年間で資産が2倍になる可能性が高いです。この数字は無視するには大きすぎますよね。
投資には資産を減らすリスクがありますが、それは貯金したまま持っているのも同じです。何もしなくても物価は上がり、税金は重くなっていくんです。そのため、リスクをとって投資する価値はあります。
そして、少し学べば誰でも始められます。
まだ投資を始めていない人には、
老後にお金が無くなるリスクと、投資のリスク
これらを天秤にかけてよく検討してもらいたいです。
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以上です。
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