会社が辛すぎて”セミリタイア小屋暮らし”を本気で考えた

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製造業の設計として働き始めた頃、会社での仕事が辛すぎて定年まで働ける気がしない!と悩んでいました。そこで逃避先を探したところ、”小屋暮らし”をしている人のことを知りました。

これは良い!と綿密な計画を立てたのですが、結局断念。

本記事では、

  • 会社が辛かった理由
  • 小屋暮らしをしなかった理由

を紹介します。

会社が辛すぎてメンタル消耗している方の参考になれば幸いです。

会社が辛かった理由

3つあります。

1 忙しすぎる、パワハラ

製造業の設計として働き始めたころは大した仕事をしていなかったのですが、3年目頃から大きな仕事を任されるようになりました。

そこから急にキツくなりました。

  • 朝8:00~夜10:00まで働き、休日にはサービス残業
  • 納得のいかない社内の指摘
  • パワハラ

キツイ仕事を、社内指摘とパワハラによってさらにキツくされました。パワハラというのは、同僚多数の目の前で怒鳴り散らされることや、椅子を蹴とばされることなどです。

当初はまだ若かったのでパワハラに対しても「社会は厳しいんだな、もっと頑張らないと」と思っていましたが、だんだん働く意味が分からなくなってきました。

お金のため?やりがいのため?いずれにしても、メンタル消耗するまでやることではないです。

理不尽に慣れるのが社会人なのかもしれませんが、おかしいものは、おかしいです。

2 頑張っても定年したら全部なくなる

めちゃくちゃ辛いことに耐えて耐えて、定年(60歳)まで働き通したとしましょう。

その後に残るものは何ですか?

退職金と老いしかないですよね。

割に合いません。

定年後まで考える人は少ないかもしれませんが、絶対に考えるべきです。60歳で絶望しても立て直すのはキツイですよ。

退職して実感するのですが、会社から離れたら何もできません。会社のスキルのほとんどは役に立ちません。

3 定年まで長すぎる

そもそも定年まで長すぎます。

当時「朝8:00~夜10:00まで働き、休日にはサービス残業」でしたが、その生活をあと30年やれと言われても無理です。途中で倒れます。

2021.4.1から70歳まで再雇用できることになるらしいですが、追加10年は酷すぎです。

小屋暮らしとは?

「自分で小屋を建てて、低コストな暮らしをすること」です。

元々、小屋、畑、犬、読書の暮らしに憧れていたんです。そこでネット検索してみたら実行している人がたくさんいました(参考:からあげ隊長)。中には電気は太陽光、水は川から、ガス無し生活の人もいます。

「すげー!これなら僕にもできる!」と見つけた瞬間アドレナリン出まくりでした。

これなら会社から逃げられる!と思い、計画を立て始めました。

この時から、とにかく濃密すぎる人間関係とコミュニケーション、複雑すぎる社会制度から離れたくてしょうがなくなりました。

小屋暮らしをしなかった理由

計画は立てたものの、結局実行せずに終わりました。

その理由は2つあります。

1 結婚したい、子ども欲しい

結婚願望、子ども願望がありました。

小屋で仙人のような暮らしをしている人に、女性は寄り付かないですよね。例え好いてくれる人がいたとして、一緒に小屋暮らしをするイメージが湧きませんでした(実際に、小屋暮らししながら結婚した人はいますが)

なぜ結婚したいのか?子どもが欲しいのか?

映画「into the wild」の中でこんな言葉が出てきます。

「幸せは共有して初めて現実となる」

自分一人だけでは幸せになれないということ、共有できる人が必要だということです。僕の中で、この言葉に共感するものがありました。

よく一人で海外旅行に行っていたのですが、一人旅のスリルと刺激にひと通り満足すると、誰かとその思いを共有したくなるんです。それができないと、なんだかむなしくなる。「なんで一人旅してるんだろう」と疑問に思うことがよくありました。

だから、共感してくれる人と一緒になりたかったのです。

2 転職した

小屋暮らしをするということは、仕事を辞めるということです。小屋暮らしを始めると社会との距離ができますので、元に戻ることが難しくなります。

どうせ辞めるのなら、転職にチャレンジしてみようか?と思い立ちました。忙しくない、パワハラもない会社に転職できるかもしれませんから。そしたら、今まで通りの便利な暮らしができます。

小屋暮らしはキャンプで代替可能です。

転職した結果、パワハラは無くなりましたが、忙しさは増えました。

結局、会社員である限り、この問題からは逃れられないなと感じました。このことが分かったので、転職したことには意味がありました。

仕事が辛すぎて逃げたい人へ

一番言いたいことは「逃避先はある」ということ。

会社員以外の生活を想像しにくいかもしれませんが、いくらでもあります。もし、メンタル消耗しているのなら、辞めるのも選択肢の一つです。

20~30代の死因No1は自殺です。命を懸ける価値のある仕事は1つもありません。

安心して逃げてもらいたいです。

そこで、もし余裕があるのなら、辞める前に転職も検討してみるべきです。

いったん辞めると転職が難しくなりますからね。

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貯金は命綱

どんな行動をとるにしても、お金がかかります。

貯金がゼロならどんなに辛くても会社から逃げられなくなります。誰でも病む可能性はありますから、貯金はしておくべきです。そして、投資で増やすことができればなお良しです。

仕事辞めた後も配当金収入などがあれば助かりますからね。

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