経済成長真っ盛り。GDP世界一はすぐ目の前。
中国はとなりなのに、その活況ぶりが伝わってこないですね。見た方がいいです。
そして、親戚に投資を勧めます。
中国はどこ?

知らない人はいないと思いますけど一応示しますね。
経済発展が著しいインド、ベトナムと接していますし、フィリピン、インドネシアなどとも近い、いい位置にいます。
6年前に中国旅行したことありますが、英語が通じなくて苦労した。英語リテラシーは日本と同じくらいじゃないかな?
中国への投資を勧める理由
2つあります
- とてつもない経済成長
- 将来性の高い株価
とてつもない経済成長
現在の世界GDPランキング(GD Freak)は、
- 1位アメリカ
- 2位中国
- 3位日本
ですが、2028年には世界一になる予測があります。
GDP成長率

日本は0~2.0%、アメリカはその少し上、そして中国は圧倒的な成長率(7.0%)を示しています。2007年から鈍化傾向ですが、気にならないレベルです。
将来性の高い株価
中国の指数はいくつもあるのですが、代表として香港ハンセン指数を示します。

2003年の底値から250%の上昇です。かなり値動きが激しいですが、確実に価格を上げています。
2007年と2018年に大きなピークがありますね。現在、これらの山を突破しようとしています。時間はかかるかもしれませんが、今後、上昇していく可能性は高いので、長期的に投資するのは良いアイデアです。僕は親戚にも勧めたいです。
親戚に勧めたい中国に投資するETF
ETFの選定の条件
投資先を多様化してリスク分散するために、投資するならETFにします。
ETFの条件はこの通り。
- 幅広い銘柄で構成されている(リスク分散のため)
- 資産総額が大きい(売りたいときに売れる流動性確保のため)
- 経費率が小さい(リターンを高めるため)
ピックアップしたETFは次の通り。
親戚に勧めたい中国に投資するETF
- 02800:Tracker Fund香港(香港ハンセン指数に連動)
- FXI:iシェアーズ 中国大型株 ETF(FTSEチャイナ25指数に連動)
ETF名称 | 02800 | FXI |
純資産 | HKD 982億 | HKD 40.9億 |
経費率 | 0.10% | 0.74% |
配当金 | 2.44% | 1.90% |
通貨 | 香港ドル建て | 米ドル建て |
どちらのETFも中国に投資でき、銘柄分散できる。また、純資産、経費、配当に問題なし。
通貨を香港ドル、米ドルのどちらにするか、構成銘柄(後述)の違いを基準に選ぶことになる。当然、両方買っても良い。
<国内ETF(1322)>
出来高が少ないため本記事では解説しない。しかし、少額しか買わないのであれば、1322でも良い。
資産構成
<02800>
Financials(金融) | 41.5% |
Infomation Technology(情報技術) | 24.7% |
Consumer Discretionary(消費者向け商品) | 8.0% |
properties&Constructioni | 7.2% |
Healthcare | 4.2% |
Telecommunications | 3.0% |
Utilities | 3.0% |
Energy | 2.9% |
Consumer Staples | 2.2% |
Conglomerates | 1.7% |
Industrials | 1.4% |
金融、情報技術に偏った構成。
消費者向け商品とは、食品などの必需品を除く商品のこと。自動車や娯楽など幅広く含む。
<FXI>
Consumer Discretionary(消費者向け商品) | 32.6% |
Financials(金融) | 29.0% |
Telecommunications(情報技術) | 14.0% |
Healthcare | 6.5% |
Real Esate | 5.8% |
Infomation Technology | 4.1% |
Energy | 3.2% |
Consumer Staples | 2.4% |
Materials | 2.0% |
Industrials | 0.5% |
Cash and/or Derivatives | 0.1% |
02800と比べて情報技術の割合が小さいことと、消費者向け商品が大きいことが異なる。
株価パフォーマンスの比較
<2011年から10年間>

途中、差が大きくなるものの、現在の差は小さくなっている。
<2020年からの1年間>

1年間で比較すると明確な差(14.0%)が出た。
しかし、どちらも上昇トレンドには変わりないことと、タイミングによって立場が逆転することもあるので、構成銘柄の好みで決めて問題ない。
中国のリスク
最近では、米国との貿易戦争により株価に影響が出ている。米国大統領が変わったが、今後の政治的なリスクは続くと思われる。
リターンだけを見るのではなく、リスクも理解すると良い投資ができます。
まとめ
- 中国のGDP世界一は目前
- 経済成長がものすごいため、株価の将来性は高い
- ETFは”02800”か”FXI”を選ぶ
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