キラーにとって、時間がどれだけ足りないのかを話したい。
サバイバーは、最短で3分以内に全逃げは可能である。これは話しを盛っているわけではない。
最短全逃げ理論
試合開始~発電機5台完了(通電)まで
キラーは、試合開始直後から1人とのチェイスにかかりきりになったとする。
残り3人は、その間、別々に修理を進めると、80秒で3台の修理が完了する。
残りの2台も、同様に行動すれば80秒で完了。
ここまで160秒(=2分40秒)
通電~ゲート開け
ゲート開けには20秒かかる。
ここまでに180秒(=3分ちょうど)。移動時間を含めると200秒(=3分20秒)程度だろうか。
もし、工具箱があったら3分以内に終わるし、”真新しいパーツ”があれば2分強で終わる。そんなに早く終わったら、キラーは萎えるだろう。そうならないために、どうしたら良いのか?
実際、”3分全逃げ”に出会ったことはない。
実際、サバイバーはそこまで完璧に効率良く行動しない。隠密、トーテム破壊、チェスト開けなどをする分、時間がかかる。しかし、5分程度で全逃げは時々ある。そうなるときは、たいてい1人とのチェイスに時間をかけているときだ。時には、チェイスをあきらめることも大事。
吊れば2人止まる
最も良い遅延策は「吊る」こと。
1人吊れば、1人は救助に来るため、計2人は修理できない。つまり、2人を同時に吊ることができれば、修理の手は完全に止まる。
次は「負傷させる」こと。
負傷したサバイバーはセルフケアもしくは、他のサバイバーに治療してもらわないといけない。
合わせ技として「吊り、無傷、負傷、負傷」にできれば、「フック、救助、治療、治療」となり、修理の手は完全に止まる。
3番目は「発電機破壊」。
修理ゲージを後退させられる。しかし、サバイバーが触るだけで後退が止まるため、当てにしにくい。かといって、発電機に掛かり切りになるわけにもいかない。そこで、大事になるのが、発電機付近のフックに吊るすこと。
それなら、救助者を追い払うと同時に、発電機も守ることができる。もし無理に近づいてくれば、2ダウンめを狙える。
4番目は「パーク」。
パークでの遅延方法は各パークの効果によるが、パーク選びの際に大事な考え方がある。それは、遅延パークは、”破滅”、”死恐怖症”など直接発電機に作用するものに限らないということ。
例えば”まやかし”があれば、窓のある場所でのチェイスを短くでき、早く負傷もしくはダウンをとれるため、結果的に遅延になる。”バーベキュー&チリ”によりオーラが見えれば、索敵時間を短くできる。このように、ほとんどのパークを広い意味での遅延パークに入れられる。
この考え方を踏まえて、パーク構成をどうするか?これを考えるのも楽しい。
2処刑10分、4処刑12分以上
どのくらい遅延させればいいのか?
経験上、10分間で吊れる回数はおよそ6~8回。戦い方にもよるが、2人処刑できることが多い。
4処刑(全滅)の場合、12分以上は欲しい。さらに、その内容も、キラーが常に主導権を握っている状態でないといけない。実力だけでなく、運も必要。それだけ全滅は難しい。
最後に:どうにもならないこともある
サバイバーが本気で修理に専念したら、全滅はほぼ不可能。
時々、連携が完璧なサバイバーに出会うことがある。たぶん、VCしながらプレイしている。そういうパーティー相手に当たり、高速全逃げされても萎えないでほしい。
そういうことができてしまうゲームだから。
あなたの実力が原因ではない。