株の空売りでリスクヘッジ。信用取引口座を開いておく。

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2020年に空売りを始めました。リスクを抑える(リスクヘッジの)ためです。詳しいところを解説をします。

「空売りは危ない!」「損失は青天井だぞ!」そういう意見があるのは承知済み。

本記事はこんな人に向けて書きました。

  • 株を持っていて暴落が怖い人
  • 空売りに興味がある人

ちなみに、僕は株式投資歴10年目の一般投資家です。

空売りとは?

空売りとは?

空売りは、証券会社から株式を借りて売り建て、決済期日までに買い戻して株式を返却し、その差額で利益を狙う取引です。

SMBC日興証券より)

普通、「安く買う→高く売る」ですよね。

空売りの場合、「高く売る→安く買う」となります。

順序が逆なんです。この仕組みを使うと、「株価が値下がりするほど利益が出る」という不思議なことが起こります。

相場全体が下がるときがある

基本、株を買い値上がりするまで持つ、ということをしますよね。

しかし、どんなに株価の調子が良くても、暴落することがあります。

最近では、2020年3月のコロナショックがありましたよね。ほぼ全ての銘柄が値下がりしました。それ以外でも、EU離脱、隣国のミサイル、大国の選挙、など、企業業績と関係ないところの影響を受けて値下がりします。

これらは予測が難しいです。突然、暴落を始めるのです。

しかし、暴落には備えることができます。

空売りを少ししておく

リスクヘッジのやり方にはいろいろありますが、そのうちの1つが空売りです。

普段から値下がりしている株を空売りしておくのです。

〇〇〇ショックが来たら、空売りしている株で利益を出せます。

買っている株は当然値下がりして損失を出しますが、空売りの利益があれば、資産全体を暴落を抑えることができます。

難しいのは銘柄選定

どの株が値下がりするかわかれば、誰も苦労しませんよね(笑)

そのため、1つではなく、複数の銘柄を買ったらいいかもしれません。

ETFを空売りする方法もある

日本人なら、日本株を持っている人が多いと思います。そのリスクは日本株が暴落したときに資産を大きく減らすことですね。

そんな時は、日経平均やTOPIXのETFを空売りすればいいのです。

空売りのデメリット

メリットがあれば当然デメリットもある。デメリットも覚えておく必要があります。

  • 株価値上がりリスク(損失リスク)
  • 貸株料がかかる(SBI証券、制度信用なら1.1%)

リスクコントロールは必須です!

次に僕の実績を公開します・・・

筆者の空売り状況(損失出てます・・・)

僕はETFの空売りをしています。今ところ、損失を出していますが(苦笑)

理由ですが、2020年秋ごろに日経平均が急上昇しましたよね(下画像)。

たしか、ワクチンのニュースが出た後だったと思います。

SBI証券より

しかし、そのあと、2か月ほど横ばいになります。

「感染者は増加傾向だし。一時的に下がるかも。一時的に過熱しただけかも」と心配しました。

なので、日経平均のETFを少し空売り。

しかし!

年末から異常な値上がり。僕の空売りは損失を出すこととなりました。

リスクヘッジで損が出ても後悔なし

空売りの損より、持っている株の値上がりの方がずっと大きいですから、空売りの損失は問題ありません。

この損失は保険料みたいなものです。

株価値下がりが怖かったから、保険料を払うことにした。僕はそう判断していたので、後悔なしです。

空売りのために信用取引口座を開いておく

空売りをするためには信用取引用口座を開かないといけません。

総合口座を開いている人なら、手続きは簡単で、入金の必要もありません。

口座を開いておくだけなら費用はかかりませんし、なんのリスクもありませんから、「とりあえず開いておく」ということもできます。

まとめ

  • 空売りしておけば、〇〇〇ショックの時に、資産全体の損失を抑えられる。
  • 難しいのは銘柄選定
  • ETFの空売りも可
  • 空売りをするためには信用取引口座を開く必要あり

投資は自己責任

本記事は個人の意見です。

僕は空売りを使える手段だと思っていますが、全ての人にとってそうとは限りません。そのため、空売りをするかどうか?どうやって空売りをするか?は各個人が責任を持つようお願いします。

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます!