全滅狙いのために、キャンプは必要。しかし、フェイスキャンプをすれば1人処刑しておしまい。全滅を狙うためのキャンプは、フックを守りつつ、救助に来たサバイバーを狩れるものでなくてはいけない。
本記事では、正しいキャンプをするための考え方と、手法、適したパーク&キラーについて紹介する。
また、キャンプへの批判について、最後にコメントする。
おさらい:キャンプとは?
キャンプとは、サバイバーが吊られたフックを守る行為のこと。
吊られたサバイバーに張り付く「フェイスキャンプ」に限らない。救助させないような動き全般のことを指す。
フックに吊るされたサバイバーの耐久時間は、
第1段階:45秒、 第2段階:45秒 (当社計測)。
だから、キラーは90秒間フックを守り切れば、1人処刑できるということ。処刑できれば試合が有利になるが、リスクもある。それは、他の3人が発電機の修理を進めてしまうこと。発電機の修理時間は80秒なので、90秒もフックの近くにいたら、3台の修理が完了してしまう。
こうなると、3人に脱出される可能性はかなり高くなる。
1人処刑で満足できるキラーはいないだろう。そうならないためにどうすればいいか?
答えは単純、フックと発電機、両方守ればいい!
キャンプでフックも発電機も守れる、その理屈とは?
そんなことできるかい!(怒)という声が聞こえてきそうだが、まぁまぁ話は最後まで聞きなさい。
方法は2つ、
- 発電機の近くに吊る
- 救助者を狩る
1つ目は説明不要でしょう。修理の進んだ発電機の近くに吊れると、特に効果が高い。では、遠くの発電機の修理をどう止めればいいのか?ここで2つ目”救助者を狩る”が出てくる。
まず、フックに吊った後の状況を考えてみよう。
1人が吊られると、もう1人のサバイバーが必ず救助に来る。残りの2人は負傷でもしていなければ修理するだろう。この時、救助者を発見し、傷つけることができたら、修理している2人はどう考えるだろうか?
おそらく、チェイスに入ったと思い、修理の手を止め、救助に来るに違いない。運が良ければ、2人とも救助に来て、修理が完全に止まる。
つまり「救助狩りに成功すれば、修理を止めることができる。遠くの発電機であろうが。」ということだ。
キャンプから話が逸れたが、以上がキャンプをする上で必要な考え方になる。では、次に本題”正しいキャンプの仕方”について語る。
正しいキャンプの仕方
正しいキャンプとは「救助者をおびき寄せられる」「救助者を発見できる」「救助者を襲える」ものだ。しかもフックを守りながら。
(1)救助者をおびき寄せる
フックに近すぎるとサバイバーに警戒されてしまうため、離れていないといけない。しかし、離れすぎると、フックを守れないため、ほどほどの位置にいないといけない。また、キャンプをしていないフリをするのも有効である。例えば、近くの発電機を巡回する、何度か簡単に救助させておいた後に突然キャンプする、など。
(2)救助者を発見する
救助者は隠密しながらフックに近づく。これを発見するために最も大事なことは「救助ルートに視線を通す」こと。救助するためにこの通路を通らないといけない!という場所があることがある。MAPの端に吊った場合はわかりやすいだろう。サバイバーから見られない位置からルートを見張ることができれば、発見は容易。
(3)救助者を襲える
救助者にチェイスを仕掛けても、フックから離れるように逃げていくなら追えない。もし追えば、別のサバイバーが容易に救助してしまうからだ。つまり、キャンプは失敗。
そうならないためには、救助者の背後から襲うと良い。別の言い方すると、フック方向に追い込むような襲い方になる。
[失敗パターン]

フックを守りたいがために、フック側からチェイスすると、救助者がフックから離れるためキャンプ失敗する。
[成功パターン]

救助者の背後からチェイスすると、救助者はフック側に逃げるため、フックとチェイスを同時に行える。救助者が救助してしまったとしても、救助者をダウンさせられる可能性は高い。いわゆる、吊り交換だ。もしかしたら、救助されたサバイバーのダウンも狙えるかもしれない(トンネル)。
キャンプに向くパーク
”バーベキュー&チリ”
フックに吊るすと40m以上離れたサバイバーが見える。サバイバーが見えれば、救助ルートを特定できるため、キャンプのやり方が見えてくる。
”観察&虐待”
チェイスしていないときの心音を8m狭める。 心音がなければ、キラーの位置を特定されにくくなるので、救助者をフックにおびき寄せやすくなる。襲う時も同様。
”煩悶のトレイル”
発電機を蹴ると、心音が無くなる。蹴った発電機を触られると効果がなくなるので、フック近くの発電機を蹴ると良い。
”伝播する怖気”
ダウン取ったときに、脅威範囲内のサバイバーが叫び声をあげる。近くにいるサバイバーを追い払うことができる。
キャンプに向くキラー
カニバル
無理な救助を狙うサバイバーをワンパンで倒せる。
ゴーストフェイス
心音を消し、救助ルートを見つめながら待機しておく。そして、通りかかったサバイバーをワンパンで倒す。
シェイプ
攻撃されながらの無理な救助を狙うサバイバーを見つめ、Lv3になってから救助狩り。ワンパンで倒す。
ピッグ
しゃがむと心音を消せる。救助ルートに視線を通し救助者が来るまで待機。
ツインズ
ヴィクトル君を救助ルートに待機させておく。救助者がヴィクトル君に近づくと、位置がわかるため、襲いやすい。
トラッパー
視線が通る救助ルートは見張っておき、視線の通らない救助ルートには罠を仕掛けておく。
キャンプへの批判について
キャンプへの批判があることは知っている。
キャンプされたサバイバーは吊られたまま処刑されてしまい、まともにゲームできないため、批判があるのは当然だろう。ただし、それはフェイスキャンプに限った話である。本記事で紹介したように、全滅を狙ったキャンプであれば、フェイスキャンプにはならないはずだ。
だから、キラーは気にせずキャンプし、全滅を狙ってほしい。
以上。