子どもがネトゲに熱中していたら、親はどうすればいいのか?
止めるのか?好きなだけやらせたらいいのか?
ほっといたら当然悪影響です。でも私は子どもがやりたいと言うならやらせてあげたいです。
理由を記事にします。
eスポーツとはなんぞや
eスポーツは、コンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ競技として捉える際の名称である。エレクトロニック・スポーツ (electronic sports) の略称
wikipediaより
対戦型ゲームは確かに競技性がある。しかし、スポーツというのはちょっと違和感ある。
ゲーム内のキャラクターを動かして戦わせるのでスポーツと言いたいのはわかるが、人間は動かないじゃない。そういう意味では将棋に近い。将棋をスポーツとは言わないよね。
スポーツの定義を調べてみました。
スポーツとは、一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動などの総称である。
wikipediaより
主に身体活動のあるものを指すみたいですが、そうでないものを否定しているわけではないです。曖昧な定義ってことですね。まぁ言葉にこだわってもしょうがないか。
eスポーツ市場は全世界で700億円
推定ですけど、全世界のeスポーツ産業の規模は700億円らしいです(参考:ALIEWARE ZONE)。他のスポーツと比べたらかなり小さいですよね。ゲーム自体の市場規模は14兆円もあるので、それに比べればかなり小さいかなという印象ですが、これからもっと盛り上がってくるでしょう。
優勝賞金はMAX4300万円
PUBGというシューティングゲームがあるんですが、その大会で優勝賞金が約4300万円です(参考:ALIEWARE ZONE)。ボクシングWBSSの優勝賞金が10億円ほどですから、それと比べると少ないですね。これも発展途上な気がします。
PUBGをやったことがあるのでわかるんですが、技術以外にも戦術、チームワーク、心理戦が必要で、かなり奥深いゲームです。さらに、運の要素も強いです。バトルロワイアルで戦うゲームですから、運悪く敵に囲まれたらおしまいです。めちゃくちゃ練習しても勝てないことがあるので、優勝賞金は高額ですが、それを当てにして生活はできない気がしますね。スポンサーについてもらう、Youtubeを出すなどで稼がないといけません。
PUBGとは。
- 4人1チームとなり計25チームとバトルロワイアルする
- ゲーム開始時は丸腰。銃などの武器を集めながら敵と戦っていく
- 最後の1チームに残ったら勝ち
将棋は無限に遊んでも文句言われない
私もよくゲームするんですが、おもしろいんですよね。
特に対戦型ゲームは無限に遊べます。RPGだと物語が終わったらゲームも終わりですが、対戦型はそれがありません。将棋もそうですよね。
将棋は無限に遊んでても文句言われないですよね。なぜでしょうか?
ググって考えた結果、理由は2つです。
- 頭が鍛えられる
- 礼儀を学べる
頭が鍛えられる
将棋で勝つためには、論理的思考力、集中力、相手の心理を読む力が必要です。これを教育に良しと考える人が多いんでしょうね。私もそう思います。自分の子どもが将棋に熱中していたら、喜んで熱中させます。
礼儀を学べる
相手がいますから当然礼儀が必要です。勝者は「ありがとうございました」敗者は「負けました」スポーツマンシップも身に付きます。
これは誰が見ても教育にいいことです。
eスポーツもやっていることは同じ
実はeスポーツも同じ。将棋と同じように頭が鍛えられるし、礼儀もあります。なのに、周囲の見る目が全然違うんですよね。将棋と同じような教育効果は得られないと感じている。それはなぜか?
2つあって、
- 指導者がいない
- 依存性がある
です。
将棋クラブには必ず指導者や先輩がいて、ダメなことはダメと言ってくれます。eスポーツの場合、誰も見てくれていません。いや、見ればいいんですけど、なぜか見ません。大人が食わず嫌いしているのかも。自分の子どもがPUBGをやり始めたら、お父さんも同じチームに参加しちゃおう^^
依存性は確かにあります。将棋の駒と画面の中のキャラクターを比べてみてください。キャラクターは自分の分身みたいなものですが、将棋の駒にはそこまで感じないですよね。これはしょうがないことです。しかし、この問題は指導者がいれば簡単に解決できるのでは?やっぱり、お父さんも一緒に遊ぼう^^
eスポーツと教育について
これまで述べてきた通り、eスポーツは将棋と似たようなもんで、将棋を教育の一部ととらえるなら、eスポーツも同じです。なのに、大人が先入観を持って一方的にダメ出しするのはおかしいのでは?
正しいスポーツの在り方を教えてあげればいいじゃない。
子どもの「好き」を応援するのが大人のやることでは?
子どもがやりたいと思ったときが成長のチャンスです。大人はそれをキャッチして伸ばしてあげないともったいないですし、子どもがかわいそうです。
eスポーツも同じで、子どもがホントにやりたいと思ったならやらせてあげればいいんです。将棋などと同じです。eスポーツを通していろんなことを学ばせてあげましょうよ。
仕事としてはどうか?
これまで肯定的な意見を述べてきましたが、現状を見ていると、eスポーツだけで生活するのは辛いかなー。
将棋やスポーツ界はかなり厳しい実力社会ですよね。勝てるのは一握りです。eスポーツの場合、勝ったとしても稼ぎが少ない。子どもがこれで稼ぎたいと言ったらちょっと不安。でも部活レベルならよし。
まとめ
- 子どもの「好き」は伸ばしてあげたい
- eスポーツには指導者が必要
- 仕事としては微妙
以上です。
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