ビットコイン急落!原因は米EV大手テスラCEOのマスク氏ツイートとのこと(gooニュース)。この下落はいつまで続くのか?投資家はどう動くべきなのか?解説します。
ビットコイン急落の状況

マスク氏のツイートは2/20に対し、下落は2/22から始まったので、少しラグがありますね。テスラがビットコイン購入の発表をしたときはすぐ価格に反映(2/8)されましたから、今回下落の原因がツイートかどうかは怪しいところです。
ファンダメンタル分析
特に、下落につながるようなニュースは見当たりません。
むしろ、時価総額1兆ドル突破など、好ニュースばかりだったはず。
ファンダメンタル分析からは原因を特定できません。
チャート分析

ローソクが長いこと、出来高が大きいことから、大きな動きがあったことがわかります。
ここで警戒すべきは、「上昇トレンドから下落トレンドに変わったのでは?」ということ。
そこで、別の指標を見てみます。
MACD
青線(早い移動平均)が赤線(遅い移動平均)をクロスしようとしています。これがクロスすることはトレンド転換のサインです。
RSI
過熱感を表すRSIでは、80(過熱)から60(普通)に下がりました。
まとめ
以上から、トレンドが下落に転換した可能性は高いです。
下落はいつまで続く?

第一抵抗線は2/8の終値です。2/8の急上昇はテスラがビットコインに投資したニュースが出たときでした。この時に状況が変わりましたので、ここが抵抗線になると考えます。
第二抵抗線は50日移動平均線です。1月末に移動平均まで下がってきた後、上昇に転じましたので、今回も抵抗線になり得ると考えます。40,000ドル、4,250,000円付近ですね。
投資家はどう動くべき?
下落トレンドの兆候が見えていますので、短期ポジションを持っている方は縮小してリスクを減らすべきです。
一方、長期ポジションの場合は難しいところですが、大きく動く必要はないと考えます。何もしないか、少し利益確定か。
僕は、少し利益確定しました。理由は、移動平均線から離れすぎているからです。

未来を完璧に予想するのは不可能です。
そのため、僕ら投資家がやるべきことは「ポジション管理」です。投資資産の内、仮想通貨の割合が大きくなりすぎているのなら、調整するいい機会です。