暖房器具のせいで電気代が1万円を超えた。
太陽光で発電したらお得かもと思い調べましたが、経済的メリットはかなり微妙。
家を持っていませんが、今後買うときにつけないと思います。

妻、子2人の4人家族です。4人もいると電気代がかかる!節約に苦労してます。
太陽光発電とは?
太陽光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式
wikipedia
今や見たことない人はいませんよね。
屋根につけたパネルを用いて発電するアレです。
導入費用
一般住宅につける費用は、ざっくり120万~150万くらいみたいですね。
屋根の形やパネルの種類などによって、費用は変わります。
結構、高額ですよね。簡単につけますとは言えない。しっかり、元が取れるかの検証をしたい。
元はとれるのか?業者は元が取れるとしか言わない
ネット上の情報を整理すると、
(電気代の節約+売電収入+補助金)ー設置費用=手元に残るお金
という計算をしています。
手元に残るお金がプラスになる、つまり、元が取れるのは10年後のようです。
しかし、計算の甘さが気になります。以下の情報が盛り込まれていないからです。
- メンテナンス費用
- 部品交換費用
- 廃棄費用
- パネルの劣化(発電量の低下)
- 補助金の金額は自治体による
- 設置場所による、日の当たり方が異なる
これらによって、費用や発電量は変わってきます。
業者のサイトでは、どうも、パーフェクトな環境で発電することを想定しているように見えます。
正確には、業者に試算してもらわないといけないですけどね。
経済的メリットは微妙
多くの不確定要素を含むのですが、総合的に見て、経済的メリットは微妙そうです。少なくとも、大儲けはあり得ません。
そもそも、元をとるために補助金や買取制度(FIT)などの政府の支援が必要ということが、太陽光パネルの性能が低いということを示しています。補助金で稼ぐなんてありえませんから、儲けが少ないのは目に見えています。
経済面以外のメリット
経済面以外にもメリットがあります。
それは、停電時に使用できることです。東日本大震災では、多くの人が長い停電を経験しました。太陽光パネルが設置されていれば、電気を使えます(昼に限りますが)。
つまり、災害に強い家にできるということは大きなメリットですね。
結論:僕はつけない
元が取れるかどうか、不確定要素が多すぎる。
条件が良くても、政府や自治体の支援だよりというのは、かっこ悪い。太陽光パネルの性能向上を待ちたい。
見積り後に判断したら良い
不確定要素は、業者に見積りしてもらうことで解消できる部分はあります。そのため、見積りをみてからの方が、正確な判断ができます。見積りなら無料ですから。
追加情報:設置0円プランはいいかも
設置費用の負担が不要なプランがあります。不思議ですよね。
その仕組みはこうです、
- 住宅に太陽光発電設備をつけたあとも、設備と電気の所有権は業者にある
- 業者は一定期間(だいたい10年)、売電収入を得て、設置費用を回収する
- 一定期間後、設備を住宅所有者にただで譲渡する
こんな流れです。
契約期間中は、設備の所有権が業者にあるため、トラブルがあれば業者の責任ですし、しっかり発電できる環境かどうか、下調べしてくれます。
そのため、間違いが減りそうです。
もし、設置するなら検討の余地ありです。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!