新興国の中で有望中の有望株、インドネシア。興味ない人も本記事を読めば投資したくなること間違いなし!

投資歴は10年。元製造業の設計。投資で資産を着実に殖やしてきました。プロやマニアのような大儲けはできませんが、一般人にふさわしい堅実な投資を心がけています。
インドネシアはどこ?
ここです。

ざっくりした絵でごめんなさい。小さな島まで把握しきれませんでした。大体の場所だけ知ってください。
バリ島やカリマンタン島には日本からも行きやすいです。リゾート、観光にとてもいい場所。ナシゴレン(チャーハンに目玉焼き乗せたもの)はとてもおいしいです。
インドネシアへの投資を勧める理由
2つあります。
とてつもない経済成長
世界のGDPランキングを見てください。
このランキングが、2030年後にはこうなります。
たったの10年で先進国を追い抜いて、5位にまで登ってきます。たった10年ですよ!この勢いはすさまじい。
人口増加
この経済成長を支えるのは人口です。
インドネシアの人口は2.7億人(2019年)であり、世界第4位です。まだ増え続けており、2060年にピークを迎え、3.4憶人まで増える見込みです。(参考データ)
独り言
GDP上位の中国、アメリカ、インドはいずれも人口が多いです。人口が多いと経済に有利なんだと感じます。そんな中、日本やドイツは1億程度人口でよくやってます。
天然資源が取れる
原油、天然ガス、石炭、スズ、金、銅など様々な資源が取れます。
どんなに経済が悪化しようが、資源を消費しないと文明を維持できません。
資源が取れるというのは、経済にとても有利です。
圧倒的パフォーマンス
ジャカルタ総合指数を見てみます。

2008年リーマンショックの底値から418%ものプラスになっています。4倍です。
ちなみに、アメリカS&P500は+407%、日経平均は+272%です。
今後、経済成長していくことの利益を受けるには、投資が必要です。
ETFの選定の条件
投資先を多様化してリスク分散するために、インドネシアに投資するならETFにします。
- 幅広い銘柄で構成されている(リスク分散のため)
- 資産総額が大きい(売りたいときに売れる流動性確保のため)
- 経費率が小さい(リターンを高めるため)
ピックアップしたETFは次の通り。
親戚に勧めたいインドネシアに投資するETF
親戚に勧めたいインドネシアに投資するETF
- EIDO:iシェアーズ MSCI インドネシア ETF
- IDX:VanEckVectorsインドネシアインデックスETF
- 03099:db x-トラッカーズ MSCI インドネシアTRN インデックス UCITS ETF
詳細は下の通り。
ETF名称 | EIDO | IDX | 03099 |
通貨 | 米ドル | 米ドル | 香港ドル |
純資産 | USD 4.0億 | USD 3,750万 | 香港ドル 1,742万 |
経費率 | 0.59% | 0.80% | 0.65% |
配当金 | 1.43% | 1.60% | 0.00% (再投資されるため) |
どのETFもジャカルタ総合指数に連動している。
純資産、経費率からEIDOを選べば間違いなし。
配当金に差があるが、EIDOとIDXの差は誤差。
通貨の分散のために03099に投資するのもいい選択。
EIDOの資産構成
業種 | 保有比率% |
金融 | 38.87 |
通信 | 13.37 |
素材 | 12.73 |
生活必需品 | 11.61 |
一般消費財・サービス | 7.95 |
エネルギー | 4.54 |
不動産 | 3.86 |
資本財・サービス | 3.11 |
ヘルスケア | 2.14 |
公益事業 | 1.26 |
やや金融に偏っていますが、それ以外は程よく分散されています。
インドネシアのリスク
過去の実績はとてもよく、今後の将来性が高いものの、将来の株価上昇を保証するものではありません。また、新興国にありがちな通貨の価格が安定しない、政治が不安定といったリスクはつきものです。
何か事故や事件があれば、株価が大きく下がるリスクはあります。
リターンだけを見るのではなく、リスクも理解するといい投資ができます。
まとめ
- リターンの期待度はアメリカを超える
- EIDOを買っておけば間違いなし
- 通貨を分散させるために03099も選択肢としてアリ
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!