日経225の積立投資をしている。2020年末から爆上げしてるから利益確定しよっ♪
これ、失敗しますよ。
について、解説します。
本記事を書いたのはこんな人です。

投資歴は10年。投資で大儲けしているわけではありません。年間の確定利益がマイナスになったことがない程度です。プロやマニアのような投資はできませんが、一般人にふさわしい堅実な投資を心がけています。
失敗事例:利益確定して、あとでまた買う
僕自身、いっぱい失敗してます。
失敗の原因は自分で投資資産をいじることなんですよ。
放置しておくのが一番いいんです。
下の画像は、長年放置しているインデックスの投資信託です。信じられない利益が出ています・・・。

時々、我慢できなくて利益確定のために売ってしまうんですけど、そのデメリットはこうです。
- 利益確定時に税金として、利益の20%を取られる
- 現金として持っていても殖えない
- 後に、20%減った現金で、買い戻しすることになる(積立投資なので)
これを理解していなかったんですよねー。
例として、上の画像の投資信託を売るとどうなるか、
- 10万円ほどの利益から、2万円を税金として取られる
- 8万円は現金なので、相場が上昇しても殖えない
- 投資信託を8万円分しか買えない
こうなります。
無知って怖い。投資ってムズカシイ。
じゃあ、相場が上昇しても放置するのが一番いいのか?
そんなことありません。
「リバランス」が必要です。
例えば、資産配分がこうなっていたとします。
- 株・・・50%
- 国債・・・20%
- 金・・・30%
株価が急上昇したらこうなります
- 株・・・50→70%
- 国債・・・20→10%
- 金・・・30→20%
資産のほとんどが株になりました。
これのデメリットは、「株価下落のリスク」です。株が多すぎると、下落したときに大きな影響を受けます。そんな時は、株を売って、国債と金を買う、これが「リバランス」です。
やっていることは株の利益確定と似ていますが、このリバランスを理解しているかどうかで投資の仕方は変わってきますよ。
リバランスでリスクを減らしていくことが長期投資のリターンを殖やすために大事です。
リバランスは難しい
とはいえ、リバランスは難しいです。
いつやるか?どのくらいやるか?どれを売って、どれを買うか?忙しい社会人が適切に行うのは大変です。もし無理だと感じるなら、「ウェルスナビ」を頼るのも手です。
ウェルスナビではリバランスを自動でやってくれます。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます!