2年間使ったウェルスナビをやめました。その理由を紹介します。
こんな人の参考になったらうれしいです。
- ウェルスナビを始めようか迷っている人
- 使っているけど、やめようか迷っている人
ウェルスナビとは?
ウェルスナビ(WealthNavi)とは?
事前アンケートに基づいて、投資先を自動で決めて運用してくれるサービスです。また、運用中に株価の値上がりなど、状況が変化したら、投資先の変更(リバランス)も自動で行ってくれます。
全自動ですから、ロボアドバイザーなんて言われたりしますね。
ウェルスナビがしてくれること
具体的にはこんなことをしてくれます。
- 最適なポートフォリオの自動構築(投資先の選定)
- 自動発注
- 自動積立
- 分配金の自動再投資
- 自動リバランス(運用中の投資先の調整)
- 自動税金最適化(DeTAX)
手数料
手数料1%+消費税0.1%(税率10%計算)=1.1%
です。100万円を運用したら年間11,000円を取られます。
以上が概要です(参考リンク:公式HP)。
このウェルスナビをやめた理由はこちら。
理由1:手数料が高い
ウェルスナビの手数料:1%
ここに消費税を加えると、1.1%になる。
100万円の投資をしたら、年間1.1万円をウェルスナビに取られます。
しかし、手数料がかかるのはウェルスナビだけではありません。ウェルスナビが選んだETFにもとられます。種類によって違いますが、超有名なVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)を例にとると、0.03%です。
自分でETFを買うなら0.03%だけで済むところ、ウェルスナビを使うだけで、1.13%(なんと37倍!)にまで跳ね上がります。
これを何年も続けるのはないです。
理由2:ETFを選んでいるだけ
「手数料が高い?でも、その分仕事してくれるんでしょ?利益出してくれるんでしょ?それなら1%位出してやるよ。」
と、思いました?
ウェルスナビはどんな仕事をしているか見てみましょう。
まずは僕の例を見てください。

これは、ウェルスナビに入金した30万円の使い道です。
これ見て、「あっ、そういうことか・・・」となりました。
ウェルスナビはETFを選んで買っているだけなんです。これらETFは全部自分で買えます。1%もの高額手数料を払わずとも。
じゃあ、なんで買った?
ロボアドバイザーとかいう偉そうな名前しているから、なにかすごいことをやってくれるのかと期待していたんです。
これからはAIの時代だ!とか盛り上がっていたので、よく考えずに飛びついたんです。
当時の最低投資金額は30万円でしたから、そのくらいなら試しにやってみるか!、と。
でも、購入した瞬間に気づきましたね。ETF選んでるだけやん・・・。そんなの自分できるやん・・・。
それでも、まだ希望は捨てませんでした。
ロボ君はなんと「リバランス」をしてくれるんです!
リバランスすげー!!
リバランスとは?
例えば、株と金を買っていて、株だけすごい値上がりしたら、資産の中で株の割合が大きくなりますよね。そうすると資産割合(ポートフォリオ)が崩れるので、株を売って、金を買う、ということをします。それをリバランスといいます。
忙しい社会人が株価をチェックして、売ったり買ったりするのは大変です。それをやってくれるんだから、手数料の価値があるはずだ!
・・・
(2年が過ぎる)
・・・
2年間の投資結果

全然増えてないやん!
株価は上がってるのに、なんで僕の資産は増えないんや!
手数料とられただけやん!
はい、おしまい
最後まで読んでいただきありがとうございます!