
転職活動を始めたけど落ちまくって辛い。
今の会社に居続けた方がいいのかな。
こういった悩みに答えます。
30歳で転職しました。2か月で2社内定という結果です。スムーズにいったなという感想ですが、振り返ってみると運がよかったとも思います。もし、転職活動が上手くいかなくて悩んでいる人、これから活動を始める人に向けて書きます。
頑張っても上手くいかないことあり【マッチングの問題】
あなたが会社が欲しい人のイメージと合う人なら採用されます。合わないなら不採用。基準はシンプルですね。
じゃあ会社の欲しい人のイメージって何よ?って話ですが、全てを言葉で表現するのは難しいです。その会社で働いている人にしかわからないことってありますから。より明確にする手段は、せいぜい会社説明会で質問してみるくらいでしょうか。
転職は恋愛に例えることがよくありますよね。あなたが好きな女性(男性)に付き合ってくださいと告白したとします。これまで仲良くしていて、いけるという感触があっても振られることはあります。理由を聞いても答えてくれないか、「んー、友達としてはいいんだけどねー」とかあいまいなことを言われるオチではないでしょうか。相手に求めるイメージってそんなもんです。転職も同じです。
応募資料や面接を振り返ってみて、何か失敗していなかったか振り返ってみましょう。もし思い当たるふしがないなら、単なるミスマッチです。
応募した時点で間違っていたのですから、自分を責めず、すぐ次いきましょう。
そもそも難易度が高い場合あり【タイミングの問題】
就職氷河期って聞いたことありますよね。バブル崩壊後、就職が難しかった時代です。採用枠に対して就職したい人の方が多かったのですから、どんなにがんばっても就職できない人が出ました。これって個人の努力ではどうしようもないことです。
コロナが流行る前は求人が多く、転職したい人には有利な時代が来ていました。しかし、今はどうでしょうか?求人が減っているのは間違いないでしょう。
ちなみに、私が2015年に転職を上手くできたのは、会社が事業拡大しているタイミングだったということもあります。事業拡大するから採用枠も多く確保されていました。特に目立ったスキルも実績もありませんから、運がよかったなと思います。
このように会社が採用枠を多くとっているかどうかは個人では調べにくいですが、転職エージェントが情報を持っている可能性があります。エージェントは企業の人事と話をしていますからね。時期が悪いことに悩まず、転職エージェントに相談するのはアリです。無料ですし、親切にフォローしてくれます。
また、今すぐ希望に沿う求人がなくても、今後出てくるかもしれません。それもいいのが出たら教えてね!と言っておけばいいのですから。
ちなみに、私が利用していた転職エージェントは「リクルートエージェント」「メイテックネクスト」の2つです。結果的にメイテックが提案してくれた会社に転職しました。メイテックという名前を聞いたことない人は多いと思いますが、転職情報の提供や、面接支援についてしっかりしてくれて、本当に助かりました。
私が使った2社以外にもたくさんの転職支援サービスがありますので、きっと皆さんに合ったサービスが見つかるはずです。そのためには、積極的に使ってみることが大事です。HPを見るだけではわからないことが多いですからね。
参考:採用枠の推移
有効求人倍率の資料を見つけました。

折れ線グラフが有効求人倍率です。これが高いほど転職に有利です。なぜなら、採用枠が多いから。結構、浮き沈み激しい印象です。
参考として1.0のところに緑ラインをいれました。これより下に行くと、就職したい人が全員就職できない状況になります。つまり厳しい状況。ここ5年くらいはいい状況だったみたいですが、コロナの影響でどこまで下がるかわかりません。
まぁ、これは日本全体の話ですし、みなさんの希望する業界や会社は採用枠が多いかもしれません。なので、「ふーん、そうなんだ」くらいに考えておけばいいです。逆に、これを基準に「今転職しにくそうだから辞めておこう」とあきらめてしまうのはもったいないです。
運じゃない部分では最善を尽くす
そうはいっても、すぐ転職できる人とそうでない人がいます。運ではなく、改善できるところがないか見直す必要はあります。
私は転職エージェント相手に面接練習をしてました(電話越しに)。
まとめ
一言でいうと、失敗を悩みすぎない、ということですね。肩の力を抜いたほうがいい結果になるかもしれません。